憧れのフジコヘミング様
世間は夏休みの話でもちきりですが
私は
ゴールデンウイークの事を書きます
5月
憧れのフジコヘミング様の
ソロリサイタルに行ってきました
中学校の夏休みの宿題の
弁論大会も
フジコさんを熱弁するほど
尊敬しています
フジコさんの人生が壮絶すぎるんです
天才少女と騒がれた子供時代
ピアノ留学を望んでいたフジコさん
無国籍という事実が発覚
何年も後にやっと
難民として
ひとりドイツに留学しました
しかし大変貧しく
真冬でも暖房がつけられなかったため
リサイタル直前に風邪をこじらせ
左耳の聴力を失います
ちなみに右耳は16歳の頃
中耳炎により聴力を失っています
今では左耳の聴力が
40%回復しているそうですが
当時のフジコさんは失意のどん底へ
お母様の死をきっかけに
日本に帰国し
コンサート活動を行っていたところ
NHKのドキュメンタリー番組出演で
大きな反響があり
今でも活躍が続いているのです
そのドキュメンタリー番組で
リストの
"ため息"
という曲を弾いている時
私の人生つねにため息だらけだったわ
と言っていたのが忘れられないです
今回のリサイタル
もちろん
ため息も演奏していました
などなど
まばたきを忘れて聴き入りました
そして最後はお約束の
ラ・カンパネラですね
生カンパネラは
言葉では表せません
あの感動は一生忘れたくないです
最高のリサイタルでした
ステージに現れたフジコさんを見て
長年憧れすぎて
涙が出たんです
何でだろう
フジコさんを見て涙がでる
アルゴリズムがわかりません
本当に本物なのかな?って
ゆーっくりピアノに向かって歩いて
ゆーっくりおじぎして
ゆーっくり腰掛けるフジコさん
以前の荒々しい
魂の叫び
と言われていた演奏も好きだったけど
今の
優しい穏やかな演奏
もっと好きです
奇蹟
この言葉が使われるのが
よーくわかります
どうか長生きしてください
また演奏聴きに行きたいです
後日早速リストの楽譜を購入
私も
歳をとってひとりになった時
ヨーロッパの小さなお家で
夜な夜なピアノを弾くのが夢です
曲はもちろん
ラ・カンパネラ
最近、車のCMで使われていましたねー
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胸に染みます
間違えたっていいじゃない
機械じゃないんだから
発表会の出番直前に
必ず思い出します!
ちなみにこの本の表紙の絵は
フジコさんの作品です!
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お家には捨てられていたネコちゃんが
かなりいます
フジコさんは言っていました
ネコちゃんのご飯が買えるだけの
お金があれば充分だわ
と。
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