marinライフ

日々のてんてこまいを赤裸々に

思い出せばすぐそこに。

今日、滞りなく葬儀告別式が終わり
お友達を見送ることができました。



お通夜で御導師様が


故人は決して遠く離れた所に行ってしまったのではなく
残された人それぞれが故人の事を思い出したとき
故人の顔や声までもが思い出されると思います。
その時まさにそこに故人はいるのです。



とおっしゃっていました。


私がお友達のことを忘れなければ
お友達はすぐ近くにいるのか。
ならば私は決して忘れないよ!!!

と思ったら少しだけ気持ちが楽になったように思います。



そして今日、喪主のお父様が


本人には余命を告げていませんでしたので
最後まで治ると信じ、頑張っていました。


とご挨拶がありました。


この言葉が

私がよく知っていたお友達らしいな
と思いました。


本当にいつでも頑張りやさんでした。




お経の中に


これ(お経)は三途の川では舟になり
.........
.........
迷路ではともしびとなる



とのフレーズがありました。



このお経に導かれるように

「え?!どっちだよ!こっち?!」

なんて文句を言いながらも
天国に向かって歩くお友達の姿を想像していました。


立派な戒名と
大好きなお菓子、思い出の品、お手紙、かわいいタオル
お気に入りだったのかな?洋服とブーツ
たくさんのお花に囲まれて
引導を胸にのせ
お友達は旅立ちました。






お友達の訃報を聞いた夜

お通夜でお友達と対面した夜


は一睡もできないまま朝を迎えました。


二日に一回寝るサイクルでした。



しかし今日
出棺を見届けたのが

お友達を無事に見送れたということなんだ。


と少しだけ気持ちが落ち着きました。


なので今日は寝ます。
今日は二日に一回寝るサイクルの
二日目ですし。


私も端くれながら
医療に従事する身。

これからも、より身を引き締めて
明日は早速お休みですが
明後日から。
頑張ります。

そしてお友達も同じ職種でしたので
職場は違っても
見てた景色は一緒だから.....
頑張るね。




今回、私はお通夜、葬儀告別式に参列する為に
半ば強引に早退、遅刻をさせてもらいました。

それを許してくれた職場の方たちには
すごく感謝しています。


そして
お前ら二人は俺が責任もって卒業させる!
と私とお友達の担任を買って出てくれた先生に
どうしても連絡したかった時。
先生の連絡先を求めて必死に協力してくれた方たちにも
すごく感謝しています。
(意外にも身近な子が知っていたっていうオチでしたが)



最後に一つだけ。

お通夜と告別式両方に出ることは一般的ではないのか。
という疑問。

確かに、ネットで調べてみても

忙しいならどちらか参列できれば良い

と書いてありますが。

それはつまり

時間があるならどちらも参列しても良い

ということなのでしょうか。


私は早退、遅刻を許してもらえた時から
誰が何と言おうと
どちらも参列するつもりでいました。
だけどどこかで
もしかして迷惑になってしまうのかな?
常識はずれなのかな?

と思っていたのも事実です。


それでも、今日のお焼香の時に
ご遺族に向かって礼をした時

お友達のお父様、お母様は
しっかりこちらの顔を見てくれて

機械的な礼ではなく

来てくれてありがとう

と伝わる深い礼をしてくれました。


常識やマナーはわかりません。

だけどその時

来てよかったんだ。

と思えました。



私とお友達の間柄、住んでいる地域や宗派、年代
仕事の都合.........
もろもろの状況それぞれあると思います。


私の場合は。

参列して正解だったのだと思いたいです。



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