marinライフ

日々のてんてこまいを赤裸々に

Three little birds

レゲエ界の神様ボブ・マーリーの名曲"Three Little Birds"
たくさんあるボブ・マーリーの曲の中でも
大好きな曲のひとつだ。


ボブ・マーリーの曲はメッセージ性が強いものが多い。
この曲も例外ではなく
聞く者に強く、優しく訴えかけてくれる。


以下曲の一部の歌詞と和訳を抜粋





Don't worry about a thing,
心配ないよ だいじょうぶ
'Cause every little thing's gonna be alright.
何もかも うまくいくからね
Singing, "Don't worry about a thing,
歌ってる 心配ないよ だいじょうぶ
'Cause every little thing's gonna be alright.
何もかも うまくいくからね



Rise up this morning
今朝 起きて
Smiled with the rising sun
昇る 太陽に微笑む
Three little birds pitch by my doorstep
3羽の小鳥が 戸口をさっとかすめて
Singing sweet songs of melodies pure and true
かわいい声で歌い 清らかで誠実なメロディーで
Saying, "This is my message to you-u-u"
告げたんだ 「これが あなたへの メッセージ」



Singing, Don't worry about a thing,
歌ってる 心配ないよ だいじょうぶ
'Cause every little thing's gonna be alright.
何もかも うまくいくからね

Bob Marley - Three little birds 歌詞和訳 | DJ 530 "KOZAWA" OFFICIAL BLOGより抜粋




コロナ、コロナの今現在
あたたかいメロディーと繰り返されるDon't worryは
穏やかな気分にさせてくれる。

ほんの束の間だったとしても必要な時間だ。



今日はボブ・マーリーについて調べてみようと思う。



ボブ・マーリー
1945年2月6日生まれ。ジャマイカ出身のミュージシャン。
ボブの誕生後すぐに両親は別れ、母方に引き取られるが
6歳で父親に引き取られるとそのまま友人の老婆に預けられ、
以後父が姿を現すことはなかった。

次の年、母によって探し出され家族のもとに戻り歌をうたいはじめる。
自分と家族を捨てた父を憎み、
この思いがラスタファリ運動へとつながるラスタファリ思想へと傾倒していく一因にもなる。

スラムに住み、聖書に親しんだ少年時代を経て
夢であったミュージシャンを目指す。
路上生活をしながらもミュージシャンを続け、
徐々にミュージシャンとしての仕事も増えていく。
結婚や我が子の誕生、そして現代へと受け継がれるような名曲も誕生。

しかし大麻所持で投獄されたり、バンドメンバーの不祥事や脱退も続く。

バンドメンバーを再編成して再出発。
慈善コンサートにも出演するが政治対立に巻き込まれたのか
銃撃される。
ボブは胸と腕を撃たれるが二日後のコンサートに出演。
その後活動場所を世界へと広げ
アフリカやヨーロッパでコンサートを続ける。

1980年9月20日、体調を崩し休養。
翌日のジョギング中に倒れ
9月22日、脳腫瘍と診断される。
10月7日ニューヨークで放射線治療を開始。
トレードマークのドレッド・ロックも切り落とす。

エチオピアでの静養や、ドイツでの治療も続けるが
1981年5月9日チャーター機で母のいるマイアミに戻り
5月11日、妻と母に見守られながら他界。享年36歳。






ざっとまとめてしまったが
これだけでも曲に込められたメッセージ性の強さに合点がいく。


スペインやイギリスに統治され、奴隷文化もあったジャマイカ
波乱万丈を生き抜いたボブ・マーリーが語りかけるように歌う
Don't worry〜は現代世界を生きる私たちの心に深く沁み渡る。





今日5月11日は、奇しくも
ボブ・マーリーの39回目の命日だ。



Three Little Birds

Three Little Birds